ほっといてくれ と木の上から君は言う 一歩後ろにさがって 飛べそうにない背中を見ている いちど伸ばした両腕は 受けとめられないと思ってひっこめた どんな日だったか忘れたけれど 短い電車が 遠くから遠くへ運ばれていく午後だった
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