2007-04-03 北方領土 4×4 ほっといてくれ と木の上から君は言う 一歩後ろにさがって 飛べそうにない背中を見ている いちど伸ばした両腕は 受けとめられないと思ってひっこめた どんな日だったか忘れたけれど 短い電車が 遠くから遠くへ運ばれていく午後だった